比銀行業界の9カ月間の純利益、4%減の1,268億ペソに

純金利収入は10%増の約5千億ペソ、貸倒引当2.9倍響く

2020/11/12

 11月12日付けビジネスワールド紙によると、フィリピン銀行業界の純利益は前年同期比(以下同様)3.6%減の1,268億ペソにとどまった。  主力の融資業務などによる純金利収入は10.7%増の4,908億ペソと好調であった。非金利収入も18%増の1,699億ペソへと二桁増加した。しかし、新型コロナ感染拡大禍で、貸倒引当を292%増(約3.9倍)の1,438億ペソへと増加させたことで減益となった。

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