首都圏の一般的隔離措置(GCQ)、2月末まで継続

バタンガス州、ダバオ市等も同様、その他の多くはMGCQ

2021/01/30

  フィリピン政府は、1月29日、2月1日から28日までのフィリピン各地における地域隔離措置を発表した。下記のように、マニラ首都圏は2月末まで「一般的地域隔離(GCQ)」措置が据え置かれる。

(1)一般的な地域隔離措置(GCQ)対象地域。
 ・マニラ首都圏全域、
 ・カラバルゾン地域(地域4)のバタンガス州
 ・コルディリェラ行政地域(CAR)のアブラ州、アパヤオ州、ベンゲット州、イフガオ州、カリンガ州、マウンテン・プロビンス州 
 ・東ビサヤ地域(地域8)のタクローバン市
 ・バンサモロ暫定自治地域(BARMM)の南ラナオ州
 ・北ミンダナオ地域(地域10)のイリガン市
 ・ダバオ地域(地域11)のダバオ市、北ダバオ州

(2)修正を加えた一般的な地域隔離措置(MGCQ)
 ・サンティアゴ市、オルモック市及び上記(1)以外の全地域

 なお、基本的な地域隔離措置は上記のとおりであるが、市、バランガイ(最小行政区)、更に限定された地域等の範囲でより厳しい隔離措置が課される場合もある。滞在地域の地方行政機関の発表にも注意することが必要である。