中央銀行、2月のインフレ率を4.3~5.1%と推定

石油や魚類値上がりで18年末以来の5%台懸念も

2021/03/01

 フィリピン統計庁(PSA)は2月の消費者物価統計を3月5日に発表するが、それに先立ち、フィリピン中央銀行(BSP)経済調査部は、2月の総合消費者物価上昇率(総合インフレ率、2012年基準)を4.3%~5.1%の範囲と推定している。2019年2月以降で最も高いインフレ率となった1月の4.2%を更に上回り、2018年12月の5.1%以来の5%へ上昇した可能性もあると見ている。  2月の物価上昇圧...

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