中央銀行副総裁、不良債権比率5%台への上昇を予想

2月末4約11年ぶりの4%台、上昇続くとの予想支配的

2021/04/26

 既報のとおり、フィリピン中央銀行(BSP)の速報データによると、2021年2月のフィリピン銀行業界の総融資残高(10兆5,793億ペソ)に占める総不良債権(元利回収遅延債権)比率(NPL比率)は4.08%と前年同月(2.01%)、前月(3.72%)から悪化、2010年7月(4.03%)以来約11年ぶりの4%台となった。    新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済悪化の影響で、NPL比率は、20...

有料会員になって続きを読む