5月の国際総合収支、14億ドルの赤字に転落

海外債務返済等で前年24億ドルの黒字から悪化

2021/06/24

  フィリピン中央銀行(BSP)は、毎月、純外貨準備高(NIR)の変動から算出した国際総合収支(BOP)を発表している。    それによると、2021年5月の月間国際総合収支(BOP)は14億米ドルの赤字となり、前年同月の黒字から赤字に転落した。5月の赤字は、主に、政府の海外債務満期支払い等による外貨引き出しに起因している。しかし、BSPの為替差益や政府の対外借入で一部相殺された。  この結果、20...

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