日本、31日までコロナ低リスク国(グリーン国)指定

陰性証明書提出で入国時の施設隔離不要に

2022/01/15

  フィリピン政府は、フィリピンへの渡航制限に関して、グリーン国(低リスク国・地域)、イエロー国(中リスク国・地域)、レッド国(高リスク国・地域)という3分類基準を導入している。現時点で、原則的には毎月2回見直しを行っている。

 新興感染症管理のための省庁間タスクフォース(IATF)は、1月13日、決議157-2022号において、2022年1月16日から31日までの「グリーン」・「レッド」・「イエロー」国/地域等について、該当する国・地域等の変更を発表した。「レッド」国/地域として、アンティグア・バーブーダ、アルバ、カナダ、キュラソー、フランス領ギアナ、アイスランド、マルタ、マヨット、モザンビーク、プエルトリコ、サウジアラビア、ソマリア、スペイン、米領バージン諸島が指定された。

 日本は1月1日~15日までの「イエロー」国指定から、「グリーン」国へと変更された。1月16日~31日まで、「グリーン」国・地域に指定されたのは、日本のほか、バングラデシュ、ベナン、ブータン、イギリス領ヴァージン諸島、中国(本土)、コートジボワール、ジブチ、赤道ギニア、フォークランド諸島(マルビナス諸島)、ガンビア、ガーナ、ギニア、香港、インド、インドネシア、コソボ、キルギスタン、モントセラト、モロッコ、ニジェール、オマーン、パキスタン、パラグアイ、サバ(オランダ領)、サン・バルテルミー島、セネガル、シエラレオネ、シント・ユースタティウス、台湾、東ティモール、ウガンダである。

 「グリーン」国・地域からフィリピンに入国する場合、完全にワクチン接種した国際線渡航者は、出発国を出発する前の48時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書を提出できれば、到着後、検疫所指定の施設における隔離は必要としない。ただし、到着日を初日として、7日目まで症状をセルフ・モニタリング(自己の健康状態及び症状をモニターし管理すること)する必要がある。