商業銀行の不良債権比率、8月末3.19%へ低下

21年初以来19カ月ぶり低水準、引当率は106%に

2022/10/06

  フィリピン中央銀行(BSP)の速報データによると、2022年8月末の商業銀行(拡大商業銀行=ユニバーサルバンク含む)の総融資残高(11兆0,762億ペソ)に占める総不良債権(元利回収遅延債権)比率(NPL比率)は3.19%と前月末の3.23%から0.04%ポイント、前年同月末の4.08%から0.89%ポイント改善した。2021年1月末の3.17%以来19カ月ぶりの低水準となった。不良債権(...

有料会員になって続きを読む