フィリピン統計庁(PSA)によると、2022年7月の全国総合卸売物価指数(GWPI、2012年=100)は前年同月比(以下、同様)8.0%上昇と依然高い上昇率となった。ただ、現行基準で最大の上昇率となった前月の9.0%からは減速した。主要8品目中、5品目の上昇が鈍化したことによる。年初7カ月の平均では7.3%上昇であった。 　減速した5品目は、食品+11.0%(前月+11.4%)、燃料を除く非...

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