岸田首相、年内にフィリピン訪問へ
マルコス大統領も12月に訪日見込み
2023/07/10
7月7日付けフィリピン政府通信社(PNA)報道によると、越川和彦駐フィリピン日本国大使が7日、自衛隊創設69周年レセプションにおいて、「岸田文雄内閣総理大臣が、フェルディナンド・マルコス大統領の招待に応え、2023年年内にマニラを公式訪問するであろう」と表明した。
越川大使は、「日本は、今年12月に東京で開催される日・ASEAN友好50周年記念式典にマルコス大統領が参加することを楽しみにしている。日比の連携関係、特に防衛と安全保障の分野で一段と強固になっている」ともコメントした。
そして、ロシアによるウクライナ侵攻や台湾海峡をめぐる緊張など国際秩序を脅かす情勢に言及、「日本とフィリピン間の防衛・安全保障協力はますます重要になっている。『自由で開かれたインド太平洋』の実現という共通の目標に向けて一層の協力を推進していく方針である」とも述べた。
なお、両国は米国との連携も強化している。今年6月海上保安庁は、米国沿岸警備隊(USCG)及びフィリピン沿岸警備隊(PCG)と、初めての三機関合同訓練等を行うとともに、米国沿岸警備隊と連携してPCG職員への能力向上支援を実施した。また、シンガポールで初の日豪比米国防相会合も開催された。
越川大使は、「日本は、今年12月に東京で開催される日・ASEAN友好50周年記念式典にマルコス大統領が参加することを楽しみにしている。日比の連携関係、特に防衛と安全保障の分野で一段と強固になっている」ともコメントした。
そして、ロシアによるウクライナ侵攻や台湾海峡をめぐる緊張など国際秩序を脅かす情勢に言及、「日本とフィリピン間の防衛・安全保障協力はますます重要になっている。『自由で開かれたインド太平洋』の実現という共通の目標に向けて一層の協力を推進していく方針である」とも述べた。
なお、両国は米国との連携も強化している。今年6月海上保安庁は、米国沿岸警備隊(USCG)及びフィリピン沿岸警備隊(PCG)と、初めての三機関合同訓練等を行うとともに、米国沿岸警備隊と連携してPCG職員への能力向上支援を実施した。また、シンガポールで初の日豪比米国防相会合も開催された。