フィリピン中央銀行(BSP)は、2023年は金利据え置き継続するとの観測が増えている。根強いインフレ圧力、高水準のコアインフレ率、米国の金融引き締め継続見込み、軟調なペソ対米ドルレートなどを勘案すると、早期の利下げの可能性は薄く、インフレ圧力やインフレ期待が再び強まるようならば、利上げ再開もありうる。 　BSPは、現在、年8回の金融委員会(MB)政策定例会合を開催している。8月17日に202...

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