中央銀行、年内金利据え置き継続との観測増える

年内の政策会合は9月21日、11月16日、12月14日

2023/09/13

  フィリピン中央銀行(BSP)は、2023年は金利据え置きを継続するとの観測が増えている。根強いインフレ圧力、依然高水準のコアインフレ率、米国の金融引き締め継続懸念、軟調なペソ対米ドルレートなどを勘案すると、早期の利下げの可能性は薄い。その一方で、第2四半期のGDP成長率が4.3%へと急減速したこともあって、追加利上げも難しい状況である。  大手生命保険会社系の運用会社であるサンライフ インベス...

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