商業銀行の不良債権比率、23年末2.94%に

前年末(2.85%)から上昇、11月末(3.09%)から改善

2024/02/12

  フィリピン中央銀行(BSP)の速報データによると、2023年12月末の商業銀行(拡大商業銀行=ユニバーサルバンク含む)の総融資残高に占める総不良債権(元利回収遅延債権)比率(NPL比率)は2.94%となり、前月末の3.09%から低下したが、前年同月末の2.85%からは上昇した。また、不良債権(NPL)貸倒引当率は108.15%と前月末の107.87%から上昇したが、前年同月末の113.79...

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