銀行の不良債権比率、8月末3.59%で約2年ぶり高水準

前月末3.58%、前年同月末3.41%から悪化

2024/10/04

  フィリピン中央銀行(BSP)の10月3日時点のデータによると、2024年8月末のフィリピン銀行業界の総融資残高は前月末比0.6%増の14兆2,987億ペソだった。  それに占める総不良債権(元利回収遅延債権、NPL)比率は3.59%で、前月末の3.58%、前年同月末の3.41%から上昇した。そして、2022年6月末の3.60%以来、2年2カ月ぶりの上昇率となった。また、不良債権(NPL)貸倒...

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