楽天トラベル、フィリピンの予約泊数1.8倍に

シンガポール倍増に次ぐ高い伸び:年末年始9日間

2024/12/04

 楽天グループ株式会社が運営する旅行予約サービス「楽天トラベル」は、2024年~2025年の年末年始における旅行動向を発表した。

 2024年12月28日(土)~2025年1月5日(日)の9日間を対象にした「楽天トラベル」における予約泊数は、国内・海外旅行ともに前年同期比約1.2倍に伸長している。

<海外旅行>
 アクセスが良いアジア圏が好調に推移、全体の予約泊数は前年比約1.2倍に
 年末年始9日間での海外旅行の予約泊数も、前年同期比約1.2倍と好調である。人気の行き先トップ3は、例年と同様に台湾、韓国、ハワイとなっている。特に、円安の影響が比較的小さく、旅費や現地での旅行費用を抑えやすい韓国は近年人気の上昇が続いており、日本からのフライト便数の増加や韓国の食や文化への高い関心などを背景に前年同期比約1.3倍の予約泊数となっている。

 その他のアジア圏においても、年末年始の旅行需要が高まっている。前年同期比で予約泊数が大きく伸長した国は、1位シンガポール、2位フィリピン、3位ベトナムとなり、いずれも1.4倍以上の伸び率である。各国ならではの文化をはじめとした魅力に加え、フライト時間の短さや時差の少なさ、旅行費用が比較的抑えやすいことなどが背景にあると考えられる。

 予約泊数の伸び率が高い海外旅行先トップ3
順位/旅行先/伸び率(前年同期比)
1位/シンガポール/2.06倍
2位/フィリピン/1.82倍
3位/ベトナム/1.47倍