西松建設連合、マニラ地下鉄工事を追加受注
CP105工区、受注額597億円、西松持分400億円
2025/11/08
西松建設とDMCIホールディングス傘下のD.M.コンスンヒ(コンスンヒ)連合はこのほど、フィリピン運輸省(DOTr)より、「マニラ首都圏地下鉄事業フェーズ1」(マニラ地下鉄)契約パッケージ105工区(CP105工区)を受注した。西松建設にとって、マニラ地下鉄工事の受注は、現在施工中のCP102工区に続き2件目となる。
CP105工区の施工内容は、カラヤンアベニュー駅とボニファシオグローバルシティ(BGC)駅の駅舎2駅本体兼用連壁+逆巻工法)、カラヤンアベニュー駅からBGC駅までの併設シールドトンネル、工区全長約1.3キロメートルである。その総受注額は約597億円、西松建設持分は約400億円(日本円換算)である。
カラヤンアベニュー駅ではプラットフォームが上下併設となっており、トンネルはカラヤンアベニュー駅からBGC駅へ向かって左右併設に移行する。カラヤンアベニュー駅とBGC駅は、オフィス街、ショッピングモール街、高級住宅街に面する道路下での建設となり、ステークスホルダーと協議しながら、工事を進める必要がある。
なお、CP102工区も西松建設とコンスンヒ連合が受注、受注総額は約512億円、そのうち西松建設持分が約343億円であった。
マニラ地下鉄は、増加する輸送需要への対応を図り、マニラ首都圏の深刻な交通渋滞の緩和に資するとともに、大気汚染や気候変動緩和に寄与するものであり、首都圏北部とニノイ・アキノ国際空港が位置する南部パラニャーケ市を結ぶフィリピン初となる地下鉄(全17駅、内地下区間13駅、約33キロメートル)プロジェクトである。地下鉄対象区間の移動時間は、現行の自動車で約2時間から、地下鉄利用により約40分に短縮されることが見込まれている。
CP105工区の施工内容は、カラヤンアベニュー駅とボニファシオグローバルシティ(BGC)駅の駅舎2駅本体兼用連壁+逆巻工法)、カラヤンアベニュー駅からBGC駅までの併設シールドトンネル、工区全長約1.3キロメートルである。その総受注額は約597億円、西松建設持分は約400億円(日本円換算)である。
カラヤンアベニュー駅ではプラットフォームが上下併設となっており、トンネルはカラヤンアベニュー駅からBGC駅へ向かって左右併設に移行する。カラヤンアベニュー駅とBGC駅は、オフィス街、ショッピングモール街、高級住宅街に面する道路下での建設となり、ステークスホルダーと協議しながら、工事を進める必要がある。
なお、CP102工区も西松建設とコンスンヒ連合が受注、受注総額は約512億円、そのうち西松建設持分が約343億円であった。
マニラ地下鉄は、増加する輸送需要への対応を図り、マニラ首都圏の深刻な交通渋滞の緩和に資するとともに、大気汚染や気候変動緩和に寄与するものであり、首都圏北部とニノイ・アキノ国際空港が位置する南部パラニャーケ市を結ぶフィリピン初となる地下鉄(全17駅、内地下区間13駅、約33キロメートル)プロジェクトである。地下鉄対象区間の移動時間は、現行の自動車で約2時間から、地下鉄利用により約40分に短縮されることが見込まれている。




